Go ソースコードをビルドして処理するためのプログラムセットがあります。 直接実行するのではなく,通常, go プログラムから実行されます。
これらのプログラムは通常, go のサブコマンドとして実行します。
たとえば, go fmt
のように実行します。
適切なパッケージレベルの処理となるような引数を渡して,内部のバイナリを実行し,Go ソースコードのパッケージに作用します。
プログラムは引数を変更することなく,単独バイナリとして実行することもできます。
go tool
サブコマンドを使います。例えば,go tool cgo
のようにです。
多くのコマンドは主にデバッグの時に役立ちます。
いくつかのコマンド,たとえば pprof
は, go tool
のサブコマンドでのみアクセス可能です。
最後に,fmt
と godoc
コマンドは通常のバイナリ gofmt
and godoc
としてインストールされています。
なぜなら,よくそのように参照されるからです。
ドキュメント,呼び出しメソッド,使用法の詳細については,リンクをクリックしてください。
名前 | 概要 | |
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go |
go プログラムは Go ソースコードを管理し,ここに載せられている他のコマンドを実行します。
使用法の詳細については,コマンドのドキュメントをご覧ください。
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cgo | Cgo を使えば,C コードを呼び出す Go パッケージを作成可能です。 | |
cover | Cover は,"go test -coverprofile" のカバレッジプロファイルを生成,解析します。 |
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fix | Fix は,言語の古い機能やライブラリを使っている部分を新しいものを使うように書き換えます。 | |
fmt | Fmt は Go パッケージをフォーマットします。さらに多くのオプションがある gofmt コマンドとしても使用可能です。 | |
godoc | Godoc は Go パッケージを抽出し,ドキュメントを作成します。 | |
vet | Vet は Go ソースコードを調べ,疑わしい部分,例えば,Printf の呼び出しのフォーマット文字列と引数が合わない等の問題を報告します。 |
これは短縮したリストです。コンパイラのドキュメント等,さらなるドキュメントは すべてのコマンドレファレンス をご覧ください。